アスペルガー症候群 小学生 五感 視覚 聴覚 触覚 味覚 臭覚

アスペルガー症候群|五感の過敏と鈍感

アスペルガー症候群の子供の五感は敏感または鈍感

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アスペルガ症候群 小学生 五感

アスペルガー症候群の子供は、五感(視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚)が、非常に敏感であったり、逆に鈍感であったりすることがあります。それらは個人差が大きく、臭覚と視覚は問題になることが少ないのですが、触覚・味覚・聴覚は比較的問題になりやすいと言えます。ただ、生まれながらに持ち合わせている感覚過敏は、成長と共に少しずつ慣れていく傾向にあります。

 

アスペルガー症候群の触覚について

アスペルガー症候群の子供の多くは体に触られるのが苦手ですが、触られ方によって大丈夫であったりと、一般的な理屈では理解しにくいモノが少なくありません。例えば、アスペルガー症候群と診断された子供の赤ちゃんの頃を親に思い出してもらうと、抱っこすると"そっくり返る"や"突っ張る"などの特徴が見られたという場合があります。逆に、ぎゅっと締め付けるような触られ方であれば大丈夫という場合もあります。

 

アスペルガ症候群 小学生 こだわり

服の素材にこだわる子供も少なくありません。服のゴワゴワした感じやセーターのチクチクする感じをイヤがることが多く、逆に毛布やぬいぐるみなどのスベスベした感じを好み、いつまでも触り続けることもよくあります。あと、季節が変わって長袖の服を着せようとしても、長袖の服を極端にイヤがるため、毎年衣替えが大変だという子供もいます。

 

水に対する感覚が敏感で、歯磨き・洗顔・洗髪・入浴をイヤがる場合もよくあります。身だしなみに関しては、散髪・髪の毛をクシでとかす・耳掃除などを苦手な場合もあります。

 

アスペルガー症候群でなくても注射が怖いという子供はいますが、アスペルガー症候群の子供の中には、注射をする直前になると酷く怯えてパニックを起こす場合もあります。逆に、アスペルガー症候群の子供の中には、痛みや熱さなどに鈍感な場合があり、熱いモノに触れてもスグに手を引っ込めようとしない子供もいます。

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アスペルガー症候群の聴覚について

アスペルガー症候群の子供は、大きな音を嫌うことがあります。突然大きな音が鳴ることをイヤがっている場合もあれば、特定の大きな音(サイレン・掃除機など)を嫌っている場合もあります。それらの音が鳴ると、物ごとに集中できなくなるだけでなく、その場から逃げ出したり、逃げることも出来ずパニックを引き起こしてしまう場合もあります。なお、音感が優れている子供は、音程がズレた音を聞くと極端なイヤがり方をする場合もあります。あと、一般的にイヤがられている音(爪でひっかくような音など)を好むこともあります。

 

アスペルガー症候群の味覚について

食べ物の好き嫌いは多くの人にありますが、アスペルガー症候群の子供は顕著に現れる傾向にあります。特に、野菜嫌いはよく見られるのですが、熱いモノしか食べない(冷たいモノが食べられない)、麺類しか食べないという場合もあります。稀に、同じ食べ物でも、製造会社によって好き嫌いが出ることもあります。ただ、調理法が変わると食べられるという場合もあります。子供の食べ物の好き嫌いは、一般的に親の躾(しつけ)によるものと思われがちですが、アスペルガー症候群の子供の場合は、味覚のアンバランスが原因だと考えられています。

 

アスペルガー症候群の視覚について

アスペルガー症候群の子供は、特定のロゴ・マーク・文字などが気になり、いつまでも見続けることがあるのですが、それは漢字の複雑さや文字のカーブしている部分が気になったりしているようです。そのため、幼児期であっても色んな文字を覚えて、周囲の大人を驚かせることもあります。あと、ガラスなど光るモノを興味に持ったり、そのようなキラキラと光るモノを好んだりすることもありますが、光をまぶしがりイヤがる子供もいます。

 

アスペルガー症候群の臭覚について

アスペルガー症候群の子供の中には、学校などのトイレのニオイやプールのニオイが嫌いで入れないという子供がいます。あと、人混み(色んな人のニオイが混じっている)のニオイがイヤで、人混みに入って行けない子供もいます。ただ、臭覚に関しては、臭覚が過敏で問題になる場合よりも、特定のニオイを好むという特性を持っている子供の方が多く見受けられます

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