アスペルガー症候群の有名人
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アスペルガー症候群は、専門医の診察によって初めて病名が確定します。そのため、すでに亡くなっている人に対して、アスペルガー症候群だと診断することは出来ません。しかし、アスペルガー症候群の人が天才的な素晴らしい能力を発揮することがあるため、すでに亡くなっている有名人などに対して、「あの人はアスペルガー症候群だった」などと憶測が出ている場合が多く見受けられます。
あと、現在活躍している芸能人やアスリートなどに対して、本人がアスペルガー症候群だと公表していないにも関わらず、勝手なイメージで「あの有名人はアスペルガー症候群では?」と憶測していることも少なくありません。
ちなみに、「アスペルガー症候群だったのでは?」または「アスペルガー症候群だった!」ということで、よく名前が挙がっているのは、哲学者:ウィトゲンシュタイン・発明家:グラハム・ベル・音楽家:ブルックナーやバルトーク・画家:カンディンスキーなどがいます。他には、物理学者のアインシュタインも、アスペルガー症候群だったのではないかということで、よく名前が挙がります。アインシュタインが舌を出した写真は有名ですが、アインシュタインは笑うということの理解が独特であったため、カメラマンに「笑って下さい」と言われて撮られた写真がアノ写真だったという説があります。
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あと、日本人でアスペルガー症候群ではないかとよく名前が挙がるのは、日本プロ野球やメジャーリーグで数々の記録を打ち立てたイチロー選手です。イチロー選手は、何年間にも渡って朝食はカレーライスにしていたという話は有名ですが、そのような"こだわり"や、天才と言われたバッティングセンスやマスコミ嫌いというイメージなどから、アスペルガー症候群だと言われたのかも知れません。しかし、イチロー選手がアスペルガー症候群だと公表された事実はありません。
アスペルガー症候群は、1944年にオーストラリアの小児科医であるハンス・アスペルガーによって、「自閉的精神病質」として初めて世間に論文が発表されました。しかし、当時は第二次世界大戦中であったため、その論文は注目されませんでしたが…。
ハンス・アスペルガーが論文にしたのが1944年であるため、それ以前に亡くなっている人はアスペルガー症候群だと診断されたハズはありません。しかし、1944年以前に亡くなった有名人に対しても、さもアスペルガー症候群であったかのように言われることがあります。輝かしい記録を出した人・素晴らしい発明をした人・有名芸能人・有名アスリートなどは、「アスペルガー症候群 = 天才」「アスペルガー症候群 = 変わった人」「アスペルガー症候群 = こだわりが強い」などのイメージから、アスペルガー症候群だったと言われやすいのかも知れませんね。
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