アスペルガー症候群 小学生 特徴 改善方法

アスペルガー小学生の親・兄弟姉妹・祖父母

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夫婦で協力し合うことが大切

 

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我が子がアスペルガー症候群だと分かるまでは、何度注意しても分かってくれず、自分の教育方法が悪いのか…などと悩んだり、感情的になって怒ってしまうことも少なくなかったかと思われます。しかし、アスペルガー症候群の特性を理解し、どのような手順で理解させれば良いのかが分かれば、あとは根気よくやっていくしかありません。具体的なことは、当サイトの別ページでも紹介していますので参考にして下さい。

 

ご主人へ(夫婦関係)

 

アスペルガー症候群の有無に関係なく、子育ては夫婦で行うものですが、一般的に子育ての中心は母親です。いくらアスペルガー症候群だと分かっていても、毎日のこととなればイライラが募って疲れてしまうこともあるはずです。それを母親が一人で負担してしまうと、そのイライラはご主人にも向いてしまいます。そして、良好な夫婦関係でなくなると、子供は自分のせいで両親がケンカしていたということを記憶してしまいます。そのような家族全員がおかしくなる悪循環は避けなければなりません。そのため、父親も積極的に育児に参加する必要があります。ご主人が休みの日などは、奥さんを育児から少し解放してあげるなど、奥さんを思いやる気持ちも必要です。それは大袈裟なことをする必要はなく、買い物に行くときに家でご主人が子供をみておくという程度で構わないのです。それだけでも、少しは息抜きになります。いずれにしましても、夫婦関係がおかしくなると、子供に対しても感情的に接してしまうことが多くなり、子供にとって家庭が良い環境とはいえなくなるため、思いやりの気持ちを忘れないで下さい。

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祖父母の理解と付き合い方

 

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祖父母にもアスペルガー症候群のことを理解してもらう必要があります。できれば、専門家との面談なども同行してもらい、一緒に説明を受けた方が良いのはいうまでもありません。祖父母に理解してもらっていなければ、親の子育てが悪いと取られ避難されることもあり、祖父母の子供への接し方がアスペルガー症候群の特性を考慮しないものとなり、子供にとっても良い影響がありません。

 

ただ、自分の家系にそんな障害を持つ者はいないなどと言い理解してもらえない場合や、正しく理解してくれそうにない場合は、子供のことを優先して考えるのであれば、祖父母とは少し距離を置いた付き合い方をせざる得ないかも知れません。

 

アスペルガー症候群ではない兄弟姉妹との接し方

 

家族の中にアスペルガー症候群の子供がいると、どうしてもその子供に手が掛かることが多くなり、定型発達(普通の発達)の兄弟姉妹は後回しにされることが多くなりがちです。一緒に生活をしていれば、子供なりにそれは仕方ないことだと理解できても、やはり子供ですから定型発達の兄弟姉妹は、もっと親にかまって欲しいという気持ちを持ったり、何でも後回しにされることへの不満が募ることもあるかと思われます。しかも、必然的に一人でしなければならないことが多くなりるため、疎外感を感じることがあるかも知れません。そのため、定型発達の兄弟姉妹が主役になるような場面も意識して作り、家庭は温かいところであることを忘れさせないようにする工夫も必要です。四六時中、定型発達の兄弟姉妹をフォローできないからこそ、ときどきはケアするようにして下さい。

 

他人からアスペルガー症候群の子供のことを聞かれた場合

 

以前に比べると、アスペルガー症候群は広く知れ渡ってはきましたが、具体的な特徴(特性)を知らなかったり誤解していたりということが少なくありません。そのため、他人からアスペルガー症候群の子供のことを聞かれた場合、「アスペルガー症候群」という診断名だけを伝えると、誤解を招く可能性があります。従いまして、アスペルガー症候群という診断名だけを伝えて、その特徴を伝えないということはしないで下さい。なお、アスペルガー症候群を誤解している場合も考慮して、特徴だけを伝えて、診断名は伝えない方が良いかと思われます。診断名は、誤解を招く恐れがないと分かってから伝えても、相手に失礼にあたるものではありません。

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